NY市場サマリー(23日)

, 2017/06/24

[23日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し下落、1日としては3週間ぶりの大幅な 下げとなった。足元のインフレ指標が弱く、米連邦準備理事会(FRB)が年内追加利上 げに踏み切れるか懐疑的な見方が根強い。 主要6通貨に対するドル指数は0.35%低下の97.248。ユーロ/ドル は0.44%高の1.1198ドル。ドル/円は約0.1%安の111.2 5円。ただ、この日は主要な経済指標もなく、商いは低調だった。 原油先物の持ち直しを背景に、ドルは資源国通貨に対してもおおむね売られた。豪ド ルは対米ドルで0.5%高の0.7575米ドル、ニュージーランドドル<NZD=D 4>も0.3%高の0.7288米ドルとなった。 NY外為市場: <債券> インフレが低水準にとどまるとの観測から長期債需要が引き続き堅調に推 移し、長短金利差が約10年ぶりの低水準近辺で推移した。前週発表の米消費者物価統計 が低調だったことに加え原油価格が下落したことで、イールドカーブは今週はフラット化 した。 終