UPDATE 1-アジア通貨動向(24日)=大半が堅調、米国の政治リスク高まる

, 2017/07/24

(内容を更新しました) [24日 ロイター] - アジア通貨は大半が堅調。トランプ米政権の政策運営に対 する懸念が払拭されない中、ドル指数が13カ月ぶり安値付近で推移していることを受け た。 ホワイトハウス当局者は21日、スパイサー大統領報道官が辞任したことを明らかに した。米政権内の内紛が深刻化している。 主要6通貨に対するドルの総合的な価値を示すドル指数はほぼ変わらずの93 .854。一時は2016年6月以来の安値となる93.847を付けた。 スカンジナビスカ・エンスキルダ・バンケン(SEB)のアジア戦略部門代表、ショ ーン・ヨコタ氏は「米国の政治リスクが高まり、ドルが全般的に弱くなっている。しかし 、週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)があり、イベントリスクを控えて人々はドル のショートポジションを手仕舞うため、おそらくドル安はそれほど長くは続かないだろう 」と述べた。 台湾ドルが一時0.2%高。 半面、インドルピーとフィリピンペソは軟調。 韓国ウォンは先週に1ドル=1120ウォンの節目を突破。1110ウォ ン台のドル安