, 2018/04/25
[東京 25日 ロイター] - <14:06> 日経平均は安値圏、米金利上昇・重機大手の業績見通しで警戒続く 日経平均は安値圏。2万2100円台後半で推移している。前日の米国株の下げの要 因とされているのが、重機メーカーのキャタピラー の決算と、3%を突破した米 10年債利回り。足元の日本株は円安を支えに大幅安には至っていないが、市場参加者の 先行きへの警戒感は払拭されていない。 ミョウジョウ・アセット・マネジメントCEOの菊池真氏は「米長期金利の3%を分 解すると、実質金利とみなされる物価連動債利回りが0.8%程度で、期待インフレ率が 2.2%程度。どちらもこれ以上、大きく上昇するような水準ではない」と指摘する。 米長期金利の上昇の要因となったのは、米国による対ロシア制裁と、資源供給のタイ ト化への思惑による資源価格の上昇だとしたうえで、「実際に行われてもいない対ロ制裁 と、その先のロシアの報復措置を織り込みにいった話。資源価格の上昇は持続的なもので はないだろう」(菊池氏)とみる。
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