〔マーケットアイ〕金利:国債先物が上昇で前引け、長期金利は横ばいの-0.045%

, 2019/02/22

<11:06> 国債先物が上昇で前引け、長期金利は横ばいの-0.045% 国債先物中心限月3月限は前日比5銭高の152円95銭と上昇して午前の取引を終えた。高値警戒感 が浮上する中、朝方は前日の米債安や日銀買い入れ減額リスクを警戒した売りが先行した。もっとも、良好 な需給環境を支えに追随した売りは見られず、下値は限定的。日経平均株価が軟調に推移したことに加えて 、日銀が長期・超長期・物価連動債を対象にした国債買い入れでオファー金額を前回から据え置いたことで 短期筋の買い戻しが入り、プラス圏に浮上した。 現物市場が底堅い。朝方は調整売りが出たが、日銀買入通告後に長期・超長期ゾーンに買い戻す動きが 出た。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp高いマイナス0.040%に上昇したが、その 後にマイナス0.045%に水準を戻した。 短期金融市場で無担保コール翌日物はマイナス0.035─マイナス0.086%を中心に取引された 。取引金利のレンジは前日と大きく変わっていないが、一部で試し取りの動き