欧州市場サマリー(18日)

, 2019/07/19

<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。決算発 表を受け、世界経済を巡る懸念が広がった。2部門を除く全セクターがマイナス圏で終了 した。 FTSE100種の比重が大きい石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルとB Pが大きな押し下げ要因だった。ハリケーンが過ぎ去ったメキシコ湾で石油生産が 再開するとの見方から原油が値下がりしたためだ。鉱業株も値を下げた。 米鉄道輸送大手CSXとドイツのソフトウエア大手SAPが貿易摩 擦の打撃を指摘し軟調な決算を発表したことや、米中通商協議が停滞しているとの報道で 市場心理は一段と悪化した。 オンラインファッション小売りのASOS(エイソス)は23.2%急落し 、4年半ぶりの安値。事業再編に苦戦しているとし、利益見通しを引き下げた。引き下げ はここ8カ月間で3度目。 一方、たばこ銘柄は好調だった。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)<B ATS.L>とインペリアル・ブランズは6.1%と2.2%それぞれ上昇した。米同 業のフィリップ・モリス・インターナショナルが6四半期