欧州市場サマリー(16日)

, 2019/08/17

<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。中国が 発表した景気刺激策を好感した。合意のないまま欧州連合(EU)からの離脱(ブレグジ ット)が避けられるとの楽観論も相場を後押しした。 中国政府が消費活性化のため、2019-20年に可処分所得を増やす計画を発表し た。アジアへのエクスポージャーが大きな金融機関を中心に、FTSE100種総合株価 指数を押し上げた。 ドイツが景気後退に備え、財政均衡ルールを撤廃して新たな借り入れを検討している との報道もあり、FTSE350種金融株指数は1.63%上昇。香港での 抗議活動を嫌気し、下落していたが6日ぶりにプラスに転じた。 スプレデックスのアナリスト、コナー・キャンベル氏は「中央銀行が介入して、世界 経済が景気後退に陥ることを防いでくれるとの希望的観測から、市場は一律に上昇した」 と述べた。 中型株で構成するFTSE250種は0.97%上昇。合意なしのブレグジ ットに反対する政治家の動きに勢いが出て、ポンドが上昇したことで買われた。 一方、金・銀生産のフレスニロは1.