東エレクの21年3月期営業利益予想は15.8%増の2750億円、装置市場拡大見込む

, 2020/06/18

東京エレクトロンは18日、2021年3月期の連結営業利益が前期比15.8%増の2750億円になりそうだとする業績予想を発表した。IoT(モノのインターネット)や次世代通信網「5G」、人工知能(AI)などの普及で、半導体製造装置とフラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置の市場が前年比10%程度増加すると見込む。 売上高予想は前期比13.5%増の1兆2800億円で過去最高となる見込みとした。純利益予想は10.6%増の2050億円。年間配当予想は1株あたり660円で、72円の増配とした。同社は4月30日の20年3月期決算発表時点では、新型コロナウイルスの影響を精査するため予想は未定としていた。