再送-指標予測=12月鉱工業生産は前月比_‐0.3_%、内外需弱く2カ月連続低下見通し

, 2016/01/28

(この記事は22日に配信しました) [東京 22日 ロイター] - ロイターがまとめた民間調査機関の予測によると、 12月鉱工業生産指数の予測中央値は前月比0.3%の低下となった。2カ月連続の低下 が見込まれている。前月発表されていた予測指数では同0.9%の上昇が見込まれていた が、需要の弱さから生産計画の下振れを余儀なくされるとの予想が多くなっている。 調査機関からは「内外需がともに盛り上がりに欠けており、生産活動はさえない動き となっている」(農林中金総研)との見方が示されている。 「国内販売の弱い軽自動車の在庫調整などから輸送機械が減産となったほか、汎用( はんよう)・生産用・業務用機械もマイナス寄与し、鉱工業生産は前月比マイナスを見込 む」(みずほ総研)など、主要産業の悪化が見込まれる。 前月の予測指数を前提にすると、10─12月は10月の上昇が寄与して前期比1. 3%程度のプラスとなり、3四半期ぶりのプラスが確保される見通しだったが、実際には 上昇幅はかなり小幅にとどまりそうだ。 各