〔兜町ウォッチャー〕クライマックスなき急落、海外勢の売り攻勢でも商い膨らまず

, 2016/02/10

[東京 10日 ロイター] - 日本株が下げ止まらない。商いが膨らまず、いわゆる「セリング・クライマックス」がないまま下値を切り下げている。CTA(商品投資顧問業者)など海外短期筋が売り攻勢をかけているが、期末を控えた国内の機関投資家や株価急落で痛手を負った個人投資家は動けないままだ。自律反発の力は弱く、一段安のリスクをはらんでいる。