ロンドン株式市場=反発、原油高で石油株買われる

, 2018/12/08

<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日 コード 終値 FTSE100種 6778.11 +74.06 +1.10 6704.05 ロンドン株式市場は反発して取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)とロシアが 減産で合意したことで原油が値を上げ、石油銘柄が買われた。 ただFTSE100種は週間ベースでは2.73%低下し、2カ月ぶりの大幅安とな った。英国の欧州連合(EU)離脱や米中貿易摩擦を巡る懸念が相場の重しとなった1週 間だった。 英議会は11日にメイ首相の離脱合意案の採決を行うが、可決は難しいとの見方が大 勢だ。否決された場合、英EU離脱を巡る先行き不透明感が長引くこととなる。 米国が原油価格を抑えるように産油国へ圧力をかける中でも、OPECとロシアは減 産で合意。減産量は市場予想よりも多かった。