欧州市場サマリー(24日)

, 2019/04/25

<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。原油の 値下がりを受けて石油銘柄が売られた。 原油は今週初め、米国が対イラン制裁を強化する方針を示したことで今年の最高値を 付けたが、この日は値を下げた。石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルとBP<B P.L>は1.9%と2.1%それぞれ下落した。 FTSE350種鉱業株指数は1.69%低下した。世界最大の金属消 費国である中国で政府が景気刺激策を縮小するとの見方から、上海先物取引所で産業用金 属が値下がりしたことが売り材料だった。 一方、中型株では金生産会社センタミンが12.8%値を上げた。第1・四 半期の生産高が自社予想を超えたことが好感された。 小型株では通信・IT(情報技術)サービスのKCOMが33.8%急騰し 、時価総額が3分の1値上がりした。大学教職員退職年金基金がKCOMに対して買収を 提示した。2月にはケーブルテレビのヴァージン・メディアがKCOM買収に興味を示し ているとの報道があった。 ロンドン株式市場: <欧州株式