欧州市場サマリー(20日)

, 2019/05/21

<ロンドン株式市場> 続落。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウ ェイ)に対する米政府の制裁措置を受けて米中貿易摩擦への懸念が高まっている。軟調な決算を発表した欧 州格安航空会社(LCC)大手ライアンエアも相場の重しとなった。 米アルファベット傘下のグーグルがファーウェイとの一部取引を停止したことで、米中貿易 摩擦が悪化するとの見方が台頭。 アジアへのエクスポージャーが高い金融大手HSBCと保険大手プルーデンシャルは FTSE100種の大きな押し下げ要因だった。 ライアンエアは4.7%下落し、4カ月ぶりの安値をつけた。通期利益が4年ぶりの低水準だったこと が嫌気された。航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の親会社IAGと格安航空会社の イージージェット、同ウィズエアーも連れ安した。 ロンドン株式市場: <欧州株式市場> 続落。米政府が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ) との取引 を原則禁じる制裁措置をとったことで貿易摩擦の悪化に対する懸念が再燃した。