NY市場サマリー(17日)=ドル小幅高、S&P下落

, 2020/06/18

<為替> ニューヨーク外為市場では、ドルが小幅に上昇した。新型コロナウイルス 感染が中国・北京のほか、米国の一部でも再び拡大していること受け、安全資産に資金が シフトした。 主要6通貨に対するドル指数は0.140%高の97.121。ドルはユーロ に対し0.25%高の1.124ドルとなったが、ドル以外の安全通貨に対しては 下落。対円で0.28%安、対スイスフランでは0.23%安となった。 アクション・エコノミクスのアナリストは「米国の一部の州のほか、北京で新規感染 が増加していることを背景に、安全資産としてのドルに買いが入った」と述べた。 米国では16日、テキサス州やネバダ州など6州で新規感染者の増加が過去最高を記 録。この日はオクラホマ州の増加が過去最高となった。中国では北京の感染拡大を受け、 北京首都国際空港の発着便が大幅に欠航されるなどしている。 連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はこの日に下院金融サービス委員会で行っ た証言で、政府は景気支援に一段の措置を実施する必要があると発言。これを受け