Reuters: 最新経済ニュース, 2011/03/30
[ニューヨーク 29日 ロイター] 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード
(CB)が29日発表した3月の消費者信頼感指数は63.4と、3年ぶりの高水準とな
った前月の72.0(改定値)から低下した。雇用や収入の伸びに対する見方が悪化した
ことが背景。
エコノミスト予想の中央値は65.0で、これを下回った。予想レンジは55.0─
72.0。
CIBCワールド・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、ピーター・ブキャ
ナン氏は「ガソリン価格上昇に加え、一連の不透明感が消費者に打撃を与えている」と指
摘した。
期待指数は81.1と、前月の97.5から低下した。一方、消費者の向こう1年のイ
ンフレ期待を示す指数は2008年10月以来の高水準となった。
現況指数は33.8から36.9に上昇した。
消費者の雇用に関する認識は悪化し、「就職困難」との見方を示す指
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